Vol.120

見た目だけじゃない、歯列矯正の魅力〈前編〉

皆さんは「歯列矯正」と聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか。

「若い人がするもの」「見た目をよくするもの」といったイメージが強いかと思います。

日本では、矯正治療を受けたことがある人の割合は約1割とされ、欧米と比較しかなり低いと言われています。欧米では歯並びが笑顔の印象に大きく影響を与えると考えられているため、面接や就職、昇進などのキャリアに影響すると言われています。そのため、歯並びに問題があるときには、矯正をして当たり前という文化があるようです。

実際、メディアで登場するような人たちは、業界を問わず綺麗な歯並びの方が多い印象です。また、矯正装置に関しても、日本ではワイヤーなどその見た目を気にされる方も多いようですが、欧米では矯正をしていることがステイタスとしてポジティブな印象を持つ方が多いという背景もあるようです。

さて、ここまでは審美的な視点からお話しましたが、歯列矯正の恩恵は見た目だけではありません。歯並びは、咬み合わせにも影響します。

たとえば歯にブリッジなどの被せ物、部分入れ歯やインプラントをする場合、当然隣り合う歯や咬み合わせになる歯、左右で反対側の歯がどのような状態なのかを診断しなくてはいけません。

なぜなら歯は1本では機能しないからです。必ず、顎の動き方、咬み合わせの位置を考慮しなくてはいけないのです。次回は、診査、診断、治療計画を立てる時に歯科矯正の考え方を取り入れるメリットについてお伝えしたいと思います。

 

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