当院について
緊急時の対応や感染症への対策のため、そして歯科疾患の重症化を予防し、歯の喪失を防ぐ定期的なメンテナンスを行うため、当院は厚生労働省より「歯科外来診療環境体制」「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」の認定を取得しました。
当院の施設基準について
当医院は、施設基準等に適合している旨、厚生労働省地方厚生(支)局に届出を行っています。
居宅療養管理指導運営規定
口腔管理体制強化加算(口管強)について
口腔管理体制強化加算(口管強)は、2024年6月の診療報酬改定により導入された新しい制度で、従来の「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)制度に代わるものです。この制度は、乳幼児から高齢者までのライフステージに応じた継続的・定期的な口腔管理を評価し、歯科疾患の重症化予防を目的としています。
制度の目的
・虫歯や歯周病の予防を重視した「メンテナンス型治療」への移行
・患者のライフステージに応じた口腔機能の管理
・地域包括ケアシステムの推進と医科・歯科連携の強化

制度の基準
当院は以下の施設基準を満たし、口管強の届出を行っております
1.人員配置
歯科医師が複数名配置されていること、または歯科医師および歯科衛生士がそれぞれ1名以上配置されていること
2.診療実績
過去1年間に、歯周病安定期治療または歯周病重症か予防治療を合わせて30回以上算定。過去1年間に、エナメル質初期う蝕管理料または根面う蝕管理料を合わせて12回以上算定
3.施設の届出
歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準の届出をしていること
歯科訪問診療の注15に規定する届出を行っていること
4.口腔機能管理の実績
過去1年間に、歯科疾患管理料(口腔機能低下症または口腔機能発達不全症の管理を行う場合に限る)、歯科衛生実地指導料の口腔機能指導加算、小児口腔機能管理料、口腔機能管理料または歯科口腔リハビリテーション料を合わせて12回以上算定していること
高水準の感染防止対策や衛生管理で、皆様が安心して治療を受けられる環境を整えています
歯科外来診療環境体制加算(外来環)
「歯科外来診療環境体制(外来環)」とは、厚生労働省が指定する安全基準であり、感染防止対策や衛生管理など、皆様へ安全・安心を提供するための基準を満たしている歯科医院のみが取得できます。全国でも「外来環」を取得している歯科医院は2018年時点で3割程度という厳しい基準ですが、当院はこれをクリアし、認定を取得しております。これからも徹底した衛生管理に努め、より安全で安心の歯科医療をご提供できるよう、努力を続けてまいります。


外来環の施設基準
- 歯科医師が緊急時対応、医療安全対策に係る指定された研修を修了している。
- 職員を対象とした院内感染防止対策にかかる標準予防策等の院内研修等を実施している。
- 歯科医師が複数名又は歯科医師及び歯科衛生士がそれぞれ一名以上配置されている。
- 安心で安全な歯科医療環境の提供を行うための十分な装置・器具等を有している。
- 自動体外式除細動器(AED)
- 経皮的酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
- 酸素(人工呼吸・酸素吸入用のもの)
- 血圧計
- 救急蘇生セット
- 歯科用吸引装置
- 緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前の連携体制を整えている。
- 歯の切削や義歯の調整等に飛散する細かな物質を吸収できる歯科用吸引装置等を確保している。
- 緊急時における連携保険医療機関との連携方法やその対応等、
歯科診療に係る医療安全管理対策を実施している旨の院内掲示を行っている。
当院の衛生管理について
当院では、標準予防策(スタンダード・プリコーション)を徹底し、世界で一番厳しいと言われているヨーロッパ基準の器具消毒・滅菌器を導入し、スタッフ一同細心の注意を払って、診療しております。また、器材の洗浄・消毒・滅菌の工程に関してはスポルディングの分類に則って厳密に管理しておりますので、安心して治療を受けることができます。
標準予防策とは
「あらゆる人の血液、すべての体液、汗以外の分泌物、排泄物、損傷のある皮膚、および粘膜には感染性があると考えて取り扱う」という考え方を基盤に、すべての人に実施する感染予防策です。
スポルディングの分類
危険度に応じて、医療器材を3つのカテゴリーに分類し、適切な消毒・滅菌方法を提示しています。
| カテゴリー | 定義 | 処理 | 歯科器材・物品 |
|---|---|---|---|
| クリティカル (critical) | 通常無菌の組織や血管に 挿入されるもの | 滅菌 | 手術器材、スケーラー、バー、ポイント、 穿刺・縫合など観血的な処置に 使用される器材 など |
| セミクリティカル (semicritical) | 損傷の無い粘膜および 創のある皮膚に接触するもの | 高水準消毒または 中水準消毒 | 印象用トレー、口腔内用ミラー、 咬合紙ホルダー など |
| ノンクリティカル (noncritical) | 損傷の無い皮膚と 接触するもの | 洗浄または 低水準消毒 | チェアーユニット、無影灯、X線撮影用 ヘッド・コーン、パルスオキシメーター、 診察台、血圧計カフ など ※ |
歯科用ハンドピースはセミクリティカルの物品と見なされますが、1人の患者が終了するごとに常に加熱滅菌し、高水準消毒は行わないこと。
※洗浄や消毒が難しい装置や環境表面はカバーで保護します。

- ミーレ ジェットウォッシャー
- 国際規格(ISO15883)に準拠した高圧・高温洗浄器で歯科用器具を確実に洗浄・消毒します。

- クラスBオートクレーブ リサ
- 医療用オートクレーブLisaは、ヨーロッパ規格EN13060に定められた要件、クラスBに準拠した卓上高圧蒸気滅菌器です。