Vol.144

「噛むこと」で認知症予防

最近、お食事のとき噛みにくいなと思っていませんか?

近年の研究で、噛み合わせの状態が体や脳の健康に深く関係していることがわかってきていて、歯が少なく、噛み合わせが悪い人ほど認知症になるリスクが高いという結果が報告されています。

例えば、歯を失ったままインプラントや入れ歯などの治療をせず放置してしまった場合は、よく噛んで食事ができている人に比べて認知症になるリスクが2倍近くになると言われています。

噛むという行為は、単に食品を噛み砕いたり、すり潰したり、咀嚼するだけではなく、顎の骨や顔の筋肉を通じて脳のさまざまな部位を活性化させるので、よく噛むことが認知症の予防につながると言われています。

また、左右片方だけ歯が無い、または調子が悪くて、左右どちらか一方だけで噛んでいる方も意外と多いと思います。

人間の脳は左右で分かれているので、脳への刺激を考えても、左右どちらか一方に偏って噛んで食事をしている方も要注意です。

このように、よく噛んで食事をすることは、単に栄養を摂るということだけではない様々な良い影響を与えてくれるので、「生きるを支える」お口の機能をもう一度見直してみませんか?