先日、初診で検診のために受診してくれた小学生の女の子。担当した歯科衛生士から「院長、あの子が将来の夢は歯科衛生士さんと言っています!!」と、嬉しい報告がありました。
歯科衛生士の業務は「歯医者の治療のお手伝いをすること」というイメージが浮かんでくるかもしれませんが、実際のところ多くの時間を患者さんと直接向き合い、歯周病治療や予防処置、口腔衛生指導などの業務に費やしています。
例えば口腔衛生指導。これは一人一人違うお口の状態に合わせたセルフケアの提案が必要で、ただ歯磨き指導をするだけではなく、生活環境や食習慣も踏まえて現実的に持続可能なケア習慣を提案します。そうすると自然とコミュニケーションが深まり、信頼関係が生まれます。
その子は旭川に転居後初めての受診でしたので、前医での歯科衛生士さんがしっかり仕事をしてくれていたんだろうなと想像できました。豊かな人生を送るためには、食事・運動・睡眠の質が大切で、お口の健康はその全てに関係します。今後、歯科衛生士さんは人々の健康を支える主役級の存在になり、ますます注目される職業になっていくはずです。
そんな歯科衛生士さんの仕事を体験できるイベントが旭川歯科学院専門学校のオープンキャンパスです。来年度の願書受付も始まっているので、ぜひチェックしてみてください!