Vol.74

今月は歯と口の健康習慣!

新年度が始まり、ゴールデンウィークが終わり、北海道の爽やかな季節がやってきましたね。学校では、歯科検診の結果がでている頃でしょうか。そんな6月は4日から10日までが歯と口の健康週間となっています。

「8020運動」という80歳で20本歯を残しましょうという言葉もだいぶ浸透してきたと思いますが、学齢期や20代30代の方々には少々先の長い目標で、いまいちピンとこないのではないでしょうか。そこで、もう少し近いところにゴールを設定して、「40歳で抜く歯を作らない」という目標があります。

これを達成するためには、中学から20代前半までの約10年間の過ごし方がとても重要になります。この時期に大きな虫歯ができてしまったり、歯茎が腫れたり出血したりしてしまうと、40歳で歯を失うリスクが高くなってしまいます。親知らずを除いた永久歯全部で28本と歯茎がいかに健康にとって大切な存在か。「予防」は「治療」に比べて格段に労力もコストも少ないのが特徴です。

若くてダメージの無いキレイな歯のうちに、しっかりケアをして良い状態を保ち続けることを強くオススメします。コツコツ継続するうちに、4028、5028、6028・・・生涯を通じて、お口の健康をサポートするのが歯科の役目です。

しばらく歯医者に行っていない方は、今月の歯と口の健康週間を機に、お気軽に歯科検診を受けてみてください。