Vol.52

国民皆歯科健診と歯科衛生士の役割

先月、政府が閣議決定した経済・財政の基本方針『骨太の方針』に国民全員に毎年の歯科健診を義務付ける「国民皆歯科健診の導入の検討」という文言が盛り込まれました。

具体的な計画や実行までにはまだ数年かかるようですが、ここまで踏み込んだ文言に変わってきたのには注目です。

口の中を健康な状態に維持することが全身の病気の予防に繋がり、国全体の医療費の削減が期待できるのです。治療にかかる費用よりも定期健診で予防、メンテナンスに費用をかけた方が結果割安になりますし、ずっと健康的です。

日本では歯科への受診理由の大半が虫歯や歯周病等の治療となっているのが現状ですが、今後は定期健診での受診が増え、国をあげて予防歯科が普及することが期待されます。

予防歯科の現場で主役となるのは歯科衛生士さんです。地域の方々にも、国にもその活躍が期待されている歯科衛生士という職業を選んでみるのはいかがでしょうか。 旭川歯科学院専門学校では、オープンキャンパスを7月23日(土)、8月、9月と順次開催しているので、お気軽にご参加いただけると幸いです。詳しくは旭川歯科学院ホームページをご覧ください。

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