みなさんはお口の状態に自信はありますか? 自信というと大げさかもしれませんが、例えばランチや外食のときに、自分が食べたいものを食べられていますか?または、ちょっとお友達と出かけてお茶したり、ご家族・ご親戚で集まった団らんのひとときに、笑顔でおしゃべりできていますか?
むし歯や歯周病で歯を失って、入れ歯やブリッジがうまく合わず噛みにくくなったまま過ごしている方、何年も歯医者に行かず、歯の表面が着色で汚れてしまっている方は、少なからず、右で書いたような「人と会って楽しい時間を過ごす」ことに躊躇した覚えがあるのではないでしょうか。
むし歯や歯周病は、それ自体はすぐに命を奪うような病気ではありませんが、ちょっと調子が悪いだけで生活に支障を来しますよね。これが、なんとかやり過ごせたり、一時的なものであれば、さほど大きな問題にならないかもしれませんが、常日頃の不調が続くと、食べたいものが食べられない、会いたい人に会えないという社会性の喪失が起こります。
口の中が健康でいることは、それ自体が目的ではなく、好きなものをいつまでも食べられて、会いたい人といつまでも笑顔でおしゃべりできることを支える手段です。
大切な人やご家族とおいしいものを食べて楽しい時間を過ごすことは、豊かな人生の基本だと思います。そういう意味では、むし歯や歯周病はすぐに命を奪う病気ではないけれど、人生を破壊する病気だと思います。