歯科治療の経験は人それぞれかなり違います。口の中は自分以外の誰かと比較することができないので、今の自分のお口の中の状態が良いのか悪いのか、その程度など意外と曖昧になっている方が多いのではないでしょうか。
もちろん年齢によっても左右されますが、一般的に40代を過ぎ50代から歯を失い始め、治療が大掛かりになっていく傾向にあります。特に残っている歯が少なく、インプラントや入れ歯を使って噛む機能や見た目をしっかり回復していくような治療になると、どうしても歯が入ること自体が治療の目的になってしまいます。
でも、「いつまでに、どんな歯が入るか」は目的ではなく目標です。歯科医療が描く世界観は、お口の状態が良くなることで、大切な人と過ごす食事の時間、笑い合い一緒に共有する時間、そんな時に何の不安も心配もないお口の状態でいてもらうことです。
人間は社会的な生き物なので、社会との関わりを考えるとお口の健康状態はとてもとても大切です。そういう意味では、お口の健康は精神的な健康にも影響しますね。
「予防に勝る治療なし」は当院のモットーですが、「良い治療なしに良い予防なし」とも言えます。
一人一人、治療が終わった先の世界観に寄り添うことが歯科医療のミッションです。