Vol.17

口の中がネバネバ。ドライマウス?

唾液が減って食事の時に飲み物が必要になったり、舌がヒビ割れやすく口角炎を起こしやすくなったり、虫歯や歯周病にかかりやすくなったり…。ドライマウスは、こういった多くのお口のトラブルを引き起こします。さらに、口が乾くことで唾液による防御作用が失われると、口の中の細菌が繁殖するため、全身への影響が懸念されることもあるのです。

唾液が減ってしまう原因は、薬の副作用やストレス、筋力低下や老化というものから、シェーグレン症候群といった病気まで様々です。ドライマウスの方は特に40代以降の女性に多く、日本に推定800万人ほどいると言われています。口の中が乾く感じがしたり、口臭やネバネバした感じが以前よりも増してきたなら要注意です。

唾液は顔周辺にある唾液腺という臓器から分泌されていて、お口の粘膜表面から絶えず出ています。唾液が出にくくなってきたなと感じたらお口の中をマッサージして刺激し、唾液の分泌を促進するのも良い方法です。また、唾液が少なくなったお口の中を殺菌するためのうがい薬(マウスウォッシュ)やジェル状の保湿剤などもおすすめです。

お口の中の変化は、ゆっくりと時には自覚症状がなく進んでいくこともあります。ちょっとした違和感や些細な変化でも、歯科に相談することで日常生活が快適になる糸口が見つかるかもしれません。ぜひ気軽に相談にいらして下さい。