先月、厚生労働省が健康づくりのための身体活動・運動ガイド案2023を発表しました。
運動習慣が心筋梗塞などの循環器病や糖尿病、がんなどの病気だけではなく、うつや不安、認知症の罹患・発症リスクを軽減することが報告されています。
今回10年ぶりの改訂とのことで、この10年間で蓄積された科学的根拠に基づき、より具体的なガイド案として、「こども版、成人版、高齢者版」が発表されました。ぜひチェックしてみてください。
注目すべきは筋トレも週に2、3回は行うことが追加推奨され、フレイル予防が重要な項目となっています。また、日本歯科医師会ではオーラルフレイル対策のための口腔体操として、「口や舌の動き」、「飲み込むパワー」、「噛むパワー」、「滑舌をよくする」等の効果別の体操をわかりやすく紹介しているのでこちらも見てみてください。
いよいよ今年最後のコラムとなりました。1年を通して読んでくださり、また院内でコラムの感想などお声かけくださり本当にありがとうございます。歯科医療は皆様の人生を支える一助になりますので、ぜひかかりつけ歯医者をもってくださいね。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。