Vol.77

セミナー参加で何してる!?

今回は前回の学会参加に続き、セミナー参加のお話です。  そもそも学会とセミナーの違いは、学会はその分野全体を網羅した内容で参加者も数千人になることもある大規模なものです。一方で、セミナーは学会よりもずっと少人数で行うもので、内容を絞った治療法の詳細や、研究成果を共有する場になります。

言うまでもなく歯科は治療技術=手技がとても大切なので、自分が行っている治療レベルの確認や新しい治療方法、テクニックの習得のためにもセミナー参加は非常に有意義になると考えています。

特に、インプラント治療や歯周病治療などのセミナーではハンズオンセミナーと言ってブタの顎(専門業者から仕入れたもの)を使った手術の練習を行ったり、実際に手術室でインプラント治療の見学をするセミナーもあります。

また、入れ歯治療に関してのセミナーもたくさんあり、ちょっとしたテクニックを知っているかどうかで日々の臨床に差が出てきます。そして、セミナーに参加するのは歯医者だけではなく、歯科衛生士向けのセミナーもたくさんあり、日頃から有益なセミナーの情報にはアンテナを張っています。

自分の成長を感じることは何歳になっても楽しいですし、モチベーションも上がります。知識だけではなく、学会やセミナーで出会う、他の先生や歯科衛生士さんからも刺激をもらって、日々精進です。