Vol.42

歯科衛生士さんに褒められたことありますか?

僕を担当してくれている美容師さんは歯や口の中のことにとても意識が高い方で、先日髪を切ってもらっていると、いつも定期検診でチェックする歯茎のチクチク検査の結果が良くなってたんですよ!と嬉しそうに教えてくれました。

親知らずの近くの歯茎が磨きにくくて、通っている歯医者の歯科衛生士さんに勧められた先端の小さい歯ブラシで一生懸命磨いていたら歯茎の調子が良くなり、歯科衛生士さんに褒められて嬉しくなっちゃいましたと言っていました。何歳になってもやっぱり褒められると嬉しいですよね。磨き残しがいっぱいあっても、定期検診に来てくれるだけで歯科衛生士さんはきっと褒めてくれます。

歯周病菌を口の中から完全に排除するのは不可能なので、細菌感染症の歯周病を完治することはできません。ですので、歯周病菌の活動を静かに抑えておくために普段の歯磨き(セルフケア)と定期検診(プロケア)のセットが重要です。また、定期検診の大切な役割で小さな虫歯の早期発見があります。特に詰め物や被せ物の境目は虫歯が再発しやすいため、虫歯の兆候を確認し管理しておくことで適切なタイミングで治療を開始でき、その結果治療回数が少なくすむのです。

溜め込むと時間もお金も余計にかかります。長い目で見ると定期検診を続けることはコストパフォーマンス抜群です。