技術職であれば、どんな業種でもそのスキルを学んだ師匠や参考にした先輩など、自分の目標になる存在がいるかと思います。歯医者の世界も同じで、僕が沖縄で修行していた頃の院長先生は「一人一人が親兄弟と思って手を抜かず診療し、患者様の心を大切にすること」を理念としていました。
沖縄では、人と人との繋がりがとても身近であることもその理由のひとつですが、何か特別な治療技術ということではなく、当たり前のことを手を抜かずに、全身全霊で向き合いなさいと常々語る先生でした。
もちろん理念、心意気だけでは良い治療は続けられないので、僕はサージテルという歯科用ルーペ(拡大鏡)を用いて最高倍率である10倍の拡大視野にて治療にあたっています。歯科治療では「見えている」ことがより的確な診断と正確な治療を支えるので、最高品質のルーペを選び、治療させていただいています。歯科衛生士についても、同じサージテルルーペの6倍拡大下での施術を順次進めており、より高い技術を求めて研鑽の毎日です。