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【コラム】笑顔100年計画〜なぜ虫歯を予防しないと いけないのか~

多くの人が歯医者で歯を削り、詰め物や被せ物を入れてもらった経験があると思います。そして、更に多くの人が詰めた物や被せ物が取れたり、また同じ歯が虫歯になってしまった経験があるかと思います。

歯科治療では、特に虫歯を削って治療する場合、治療とは言っても歯は治癒(治ること)していません。虫歯で穴が空いたり、崩れそうな歯を詰め物や被せ物などの「人工物」で補修工事しているに過ぎないのです。人間が作った物は残念ながら永久にはもちません。寂しいですが、歯医者は歯を治してはいないのです。補修工事をして、機能を補っていると言い換えてもいいかもしれません。

実際、世界の歯科治療の3分の2は再治療と言われてもいます。そして、再治療になった時は更に多くの歯を削る必要があり、歯はどんどん減ってしまうのです。ですので、小さな虫歯の治療でもその小さな一歩がやがて大きな問題を引き起こすきっかけになり得るのです。

そのことから近年では、なるべく歯を削らない治療が標準になっており、そして多くの企業努力により治療材料や器材が日々改良・開発され供給されています。以前よりずっと、歯を「保たせる」技術は上がっていますが、やっぱり虫歯にならないのが一番です。

歯医者は機能回復のプロ、歯科衛生士さんは予防のプロ。役割分担で皆様のお口の健康を守ります。

本コラムはライナー(8月21日号)から転載しています
LINER WEB
https://www.liner.jp/news/2020082126928/