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【コラム】笑顔100年計画〜そもそも噛めない、 笑えない~

これまで、本コラムでは口腔ケアの重要性や歯科衛生士さんの役割についての内容を主にしてきました。でも、「そもそも歯が無いんですけど」や、「歯がグラグラで物も噛めなくて歯磨き指導どころじゃないんだわ」と感じていらっしゃる方もいるかと思います。

おっしゃる通りです。口腔ケアや定期検診はお口にほとんど不具合を感じていらっしゃらない方の話で、そもそも食事や見た目の歯に問題を抱えている方には全く響かないと思います。

お口をキレイに保つ口腔ケアが重要なことは言うまでもありませんが、予防歯科は口腔ケアだけではありません。本質的には、「しっかり噛んで食事をし、栄養を摂ること」が優先されるべきだと考えています。

日々の食事は、生きる糧になる人生を通した楽しみのはずです。噛むという機能が低下してしまうと、本来お口の中で粉々に砕かれてから胃腸に届くはずの食べ物が、塊のまま喉を通ることになり、消化不良の原因になってしまいます。胃腸の不調は万病のもととも言われています。入れ歯や差し歯やインプラントで、よく噛んで食べるという機能を回復し、胃腸の負担を減らすことも、大切な予防歯科の役目です。

そうして機能回復した後は、歯科衛生士さんと口腔ケアでしっかりメンテナンスをして「噛める、笑える」を大切に、長持ちさせていきましょう。

本コラムはライナー(8月11日号)から転載しています
LINER WEB
https://www.liner.jp/news/2020081126856/